mito’s blog

IT技術メインの雑記。思い立ったが吉日。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

snmptrapコマンドでlinkDown/LinkUPを疑似的に発生させ、Zabbixのsnmptrap設定を確認する

やりたいこと 本番環境でsnmptrapの設定を確認したい。 まとめ まず、zabbix serverにsnmtrapの設定を行います(手順は過去記事を参照) 次に、snmptrapコマンドを実行し、ifIndex10のLinkDownを疑似的に発生させます。 snmptrapコマンド LinkDown snmptrap -v…

【Zabbix4.0】正規表現を使ったトリガーで、syslogを効率的に監視する

※Zabbix5.2を元に、丁寧に書いた更新版を投稿しました。Zabbix4.0でも設定出来ます。 mitomito.hatenablog.jp やりたいこと syslogを、対応が必要なログ(既知・未知)、対応が不要なログ(既知)の3種類に分けて管理、検知したい。 まとめ Zabbixには、設定に正…

【Zabbix4.0】snmptrapのLinkDown/LinkUpをインターフェースごとに監視する

やりたいこと snmptrapのLinkDown/LinkUpをインターフェースごとに障害条件式LinkDown、復旧条件式LinkUpとして監視したい。 また、機器のどのインターフェースがDownしたのか一目で分かるようにしたい。 まとめ トリガーのタグ設定とsnmptt.confの修正によ…

【Zabbix4.0】ローレベルディスカバリのフィルタで、特定のインターフェースのみを監視する

やりたいこと 作成・管理するテンプレート数を出来る限り少なくします。 その上で、機種(インターフェース数)の違いを吸収でき、さらに使用しているインターフェースのみ監視するテンプレートを作ります。 手動で設定する場合、機種ごとに監視アイテム(≒テン…

【Zabbix4.0】トラフィック送受信量(bps)を取得するときの設定

やりたいこと トラフィックの送信量、受信量(bps)を取得したい。 まとめ MIBには、トラフィックの送信量、受信量(bps)のOIDはありません。 その為、以下の送信・受信したPacketの総バイト数のOIDを取得し、1秒毎の差分、かつbitに変換します。 OID MIB 説明 …

Outlook VBAで定型項目の通知メールを自動転記する

退屈なことはVBAにやらせよう OutlookでもExcelと同じようにVBAが使えます。便利なのに、Excelと比較するとあまり知られていないため、少しでも広まればと。 なお、本コードはOutlook2013、2010で動作を確認しています。 定型項目の通知メールを別ファイルへ…

【Zabbix4.0】ホストごとに閾値の異なるトラフィック監視を、マクロを使って効率的に実現する その2

やりたいこと トラフィック監視の閾値はホスト単位、ホストグループ単位、共通の3パターンがあります。 以下のようにそれぞれ役割がありますので、柔軟に設定できるようにします。 単位 トラフィック閾値 役割 ホスト 7GBps 一時的に適用したい ホストグルー…

【Zabbix4.0】ホストごとに閾値の異なるトラフィック監視を、マクロを使って効率的に実現する その1

やりたいこと トラフィック監視のテンプレートを効率的に作成できること。 ホストごとに、トラフィックの閾値を柔軟に変更できること。 まとめ ホストマクロ、テンプレートマクロ、グローバルマクロは、以下の優先順位で適用されます。 優先順位 高 ホストマ…

【Zabbix4.0】ログ監視で障害名(トリガー名)に検知したログを載せる

やりたいこと syslogの監視にて、errorなどを含むログを検知したら、障害名(トリガー名)にログを載せる。 要約 テンプレート「Template Linux Log」にある、トリガー「Log message Error in /var/log/messages on {HOST.NAME}」の名前を「{ITEM.VALUE}」に変…

【Zabbix4.0】障害通知を他システムへ連携しようとして、改行コードでハマった話

やりたいこと Zabbixで検知した障害を他システムに連携し、チケットとして管理する。 要約 アクションのデフォルトメッセージに含まれる改行コードCRLFにより、スクリプトのcurlコマンドが意図した通りに動かなかった。 デフォルトメッセージ内の改行は必要…