mito’s blog

IT技術メインの雑記。思い立ったが吉日。

【Zabbix4.0】トラフィック送受信量(bps)を取得するときの設定

やりたいこと

トラフィックの送信量、受信量(bps)を取得したい。

まとめ

MIBには、トラフィックの送信量、受信量(bps)のOIDはありません。
その為、以下の送信・受信したPacketの総バイト数のOIDを取得し、1秒毎の差分、かつbitに変換します。

OID MIB 説明
1.3.6.1.2.1.31.1.1.1.10.(ifIndex) ifHCOutOctets Interfaceで送信したPacketの総バイト数(64bitカウンタ)
1.3.6.1.2.1.31.1.1.1.6.(ifIndex) ifHCInOctets Interfaceで受信したPacketの総バイト数(64bitカウンタ)


1秒毎の差分、かつbitに変換する設定は、[保存前処理]で行います。
これにより、トラフィックの送信量、受信量(bps)を取得できます。

保存前処理
f:id:mst-it:20200417232300j:plain

グラフ例
f:id:mst-it:20200417232312j:plain

環境

OS:CentOS 7.7
Version:Zabbix4.0

備考

インストール時に用意されているTemplate Module Interfaces Simple SNMPv2に、サンプル設定があります。
また、[保存前処理]では、テキストの処理(席表現や文字列削除)や、JSON形式の値を指定することもできます。