mito’s blog

IT技術メインの雑記。思い立ったが吉日。

Cloud Native Days Tokyo 2023 参加レポート

技術カンファレンス Advent Calendar 2023 シリーズ2の14日目の記事です。

はじめに

Cloud Native Days Tokyo 2023(以下、CNDT2023)の初日に現地参加してきました。
以下に、いくつかのセッションと現地参加の感想を記載しています。

event.cloudnativedays.jp


現地参加の感想

現地参加して本当に良かったです。CODT2023に続き、久しぶりの方もオフラインでは初の方とも会えたので大満足です!
よるイベでは、初めに話した一人がつい先日弊社の研修を受けた方だったり、10数年前に同じ製品を取り扱った方、出張研修でお会いした方もいて、個人的に盛り上がりました。

スポンサーブースでは、もともと全ブースに話しかけようと思っていましたが、スタンプラリーがあるおかげで話しやすかったです。 「スタンプください、あと何を紹介してるのですか?」って。話しかけるの楽。
業務で関わり合いがあって顔見知りの方から、あまり興味のなかったジャンルの知見を得たり、これはど真ん中な競合製品だなぁって思いながら話を聞いたりなど楽しかったです。 また、企業ロゴのTシャツを集めている(よく着ている)ので、Tシャツ数枚のほかパーカー、靴下まで貰えていうことなし! 自社オフィスで赤い帽子のポロシャツを着て過ごすこともあるので!

次回もぜひ現地参加しようと思います。弊社スポンサーで出展はしなかったけど、こんなに盛況なら出展しても良さそう。


セッションの感想

現地の人と交流してる時間が長く、後追いで見る予定です。 徐々に更新していきます!


「noteのKubernetes移行、ゼンブ見せます」

event.cloudnativedays.jp

  • 登壇者
  • ソフトウェア式年遷宮という考え方が興味深かった
    • クラウド移行をする際に参考になりそう。特に、後々困りそうな技術の継承は深掘りしておきたい
  • Kubernetesになれてないエンジニアにも操作できるよう、運用系ツールを開発
  • 上記だけでなく、ゼンブ見せますという言葉通り、ゼンブ見れます!


「10年モノのサービスのインフラを漸進的に改善する、頑張りすぎないクラウドネイティブ」

event.cloudnativedays.jp

  • 登壇者
  • 課題に対する頑張りすぎない改善策(どれだけコストをかけるか?)
    • 課題
      • バッチ周辺システムが10年物で、Ubuntu12.04のEC2インスタンス10台
        • 対応への切っ掛けは、AWSAPIがTLS1.1以下の接続をサポート終了
    • 対応
      • TLS1.2以上の通信に対応するほか、運用上の課題を洗い出し、各課題への優先度をつけ対応策を検討
      • コストと期待する成果を観点に入れることで、対応方針を決めやすくなった
      • 課題解決の目的意識を持つことで、クラウドネイティブを頑張らなくていい判断ができた
        • コンテナ化やサーバレスのようなクラウドネイティブ技術を導入しなくても解決できる


人工衛星の運用を支える、クラウドネイティブ民主化への取り組み」

event.cloudnativedays.jp

  • 登壇者
    • Synspective Inc. Masaya Araiさん @msy78
  • 宇宙開発・人口衛星分野でクラウドネイティブ技術が大いに活用されていることを知ってほしい
    • 地上システムやソリューション/データプラットフォームはGoogleCloud(GKE/OSS/BigQueryなど)で動いている
    • 観測衛星事業に関連する法律やコンプライアンス規制に基づくビジネス制約を加味しながら、クラウドネイティブ技術を活用している
  • クラウドネイティブ技術で技術の民主化とオーナーシップが高められることを知ってほしい
    • 民主化を進めるうえで大切なこと「スモールスタート」「既存の開発体験を極力壊さない」「利用を強制しない」「フィードバックを大切にする」