はじめに
JBUG東京 #23に現地参加してきました(オンラインなし)。
業務都合で行けなくなるか心配だったので申し込みをためらっていたのですが(その間に満席になったり)、思い切って申し込んでよかったです。
テーマ「チームで活用するためのBacklog運用ルール」
以下、セッション内容です。
バックログスイーパーの誕生
登壇者
- ヌーラボ 原田さん
内容
- タスク管理スキルはビジネススキルの集合体
- バックログスイーパーの役割
- タスクを書き出させる
- タスクをモニタリングする
- タスクを完了させる
クラウドを活用したSmartCityの実現とBacklog連携によるDX化
登壇者
- FIXER 佐藤さん
内容
- クラウド移行サービス
- 無料で移行を支援、請求代行も実施
- LineとBacklogの連携
- 人がLineで気づいたことを報告し、Backlogで自動起票、管理者が担当者にタスクを依頼する
- 路面の凸凹、動物の屍骸、公共施設の状況報告など
- 位置情報も付けられる
- 報告から解決まで、人とデータが効率的に連携できる
- 人がLineで気づいたことを報告し、Backlogで自動起票、管理者が担当者にタスクを依頼する
行政プロダクトにおけるBacklog活用と運用ルール
登壇者
- 経済産業省 小林さん
内容
- 行政ならではの特徴
- 事業者は指定できないし、進め方も事業者ごとに異なる
- コミュニケーションの特徴
- プロジェクトを横断する
- 実践したこと
- チームでアクセス権を管理する
- 初期設定や共通設定をBacklog APIとPowerAutomateで自動化し、プロジェクトを新規作成している
- システムエラーを自動起票し、メンション通知
- 開発ドキュメントはGitで管理し、Webhookで公開してきたい
タスク管理とチームワーク
登壇者
- デジタルキューブ 恩田さん
資料
内容
- Backlogにない仕事は仕事として存在しない
- Backlog導入後に出てくる悩み
- タスク管理してくれない、Backlogを使ってくれない
- 特定の個人の問題ではなく、組織の問題と捉える
- タスク管理してくれない、Backlogを使ってくれない
- 悩みの対応
- 悩みをフェーズごとに分け、対応している(詳細は資料)
- タスク管理の意味を伝える
- 課題の粒度の目安を伝える(正解はないけれども)
- 悩みをフェーズごとに分け、対応している(詳細は資料)
- タスク管理の壁
壁打ちセッション - 公開お悩み解決 ‐
パネラー
内容
- 普段どのような業務でBacklogを活用しているか
- お客様への導入支援
- 開発案件
- 採用活動、人事評価、人材育成、定期的な周知
- 営業
- Backlogを使ってくれない部署や人への利活用促進のコツは?
- Backlog導入初期の悩みとしてよく聞く
- 社内のキーパーソンを抑える
- レスポンスを返すことで、物事がスムーズに進むことを体験してもらう
- 山本五十六方式
- スターを複数おすとスターが伝播して、使いたくなる
- 起票のハードルを下げるために取り組まれていることはあるか?
- 新人研修、1on1などで起票を体験してもらっている
- 種別ごとにテンプレート、サンプルを用意している
- 何を書くか項目やそのサンプルが、すでに記載された状態で起票する
- 誰が見てもわかるように、細かくテンプレートを書いている
- 自由入力欄は用意しない
- コミュニケーションが大事
- メールやLineができるなら、絶対できる
- 起票手段をメールやGoogleフォームにするなど、自動起票させる
- 複数のプロジェクトのタスクをうまく管理する方法を教えてほしい
Xまとめ
所感
起票しやすくするために詳細なテンプレート(自由入力欄をなくすなど)を用意する事や、特定の機能をブックマークしているのでダッシュボードを活用してなかったなど気づきがいろいろありました。
特に機能面では、担当タスクが複数のプロジェクトにわたるため、GASでそれらをリスト化してしているのですが、それが標準機能でリスト化できることを初めて知りました。
なお、以下の2つ方法があります。
- プロジェクトをまたいだガントチャート
- 開始日と期限日を入力していると見やすい
- プロジェクトをまたいだ課題検索
- 自分だけじゃなく、メンバーに絞って確認することも可
この機能が非常に便利だなと感じたので、社内でも共有しようと考えています。
また、他にも解決したい課題がいくつかあるため、効率的に運用できる仕組みも検討してきたいです。
ネットワーキングタイムでは、これまたオンラインでしかお会いできなかった方々と挨拶できましたし、新たなご縁もうまれました。
この投稿が参加できなかった方の参考にでもなれば幸いです。 今後も、積極的にイベントへ参加していこうと思います。楽しいことしかありませんね!! 登壇者のみなさまありがとうございました!