この記事は、Udemy Advent Calendar 2021 の13日目のエントリです。
コース
はじめに
受講前の私は、アジャイルをインターネット検索した程度の知識であり、アジャイルプロジェクトのマネジメントはしたことありません。
ウォーターフォールでのプロジェクトマネジメントが主です。
受講前にMVPとは何か一読しておくと、一歩目のつまずきは回避できる気がします。
MVP(Minimum Viable Product)とは?実践するメリットと検証方法 | UX MILK
受講の感想
まず、英語の講座になりますが日本語の字幕表示があります。トランスクリプションの表示で、まとめられた字幕が読めますので、 英語が分からなくても何とかなります。
「ユーザーストーリー」「バックログ」「レトロスペクティブ」「スプリント」「スクラムマスター」などの用語説明や
アジャイルのよくある誤解とQA、どう進めたらいいのかツールを使っての例があり、流れが理解しやすいです。特にQAは検索して気になってた疑問でしたので、かなり腹落ちしました。
アジャイル開発におけるツールのサンプルや説明資料もダウンロードでき、アフターサポート的なものもあります。
コースが90分と短いので何度も繰り返して視聴しやすく、私は投稿時点で3周目でしょうか。
用語はわかっていても実践となるとアジャイルって難しいです。
なお、アジャイルの体系的な学習をしたことがない方には、特にこのコースをお勧めします。
検索して得た情報はだいたい日本式アジャイルといったようなもので、受講して初めてこの違いに気づけました。
受注者か発注者のどちらかに都合よく解釈されたものが多く、ときにはウォーターフォールで仕様が固まったところから作っていく、よくあるパターンの説明かなとも思いました。
その是非はともかく、違いを理解したり、一部だけアジャイルの要素を取り入れてみるなど工夫していくといいのかなと考えています。
アジャイルの体系的な学習をしたことがない方は、ぜひ受講してみてください。
本コースについて
このコースで学べること
などがあります。
コース登録後に利用できるもの、アフターサポートもあります。
ご興味があれば、ぜひリンク先に飛んでみてください。
また、コースの対象受講者は以下です。
- アジャイル開発について学びたい人
- アジャイル開発の経験がない初心者 「ユーザーストーリー」「バックログ」「レトロスペクティブ」「スプリント」「スクラムマスター」「プロダクトオーナー」「MVP」> 「スウィムレーン」「カンバン」等の用語を聞いたことがあるが、具体的に何を示すのか知りたい人
- 開発者、プロジェクトマネジャー、ビジネスアナリスト、ソリューションアーキテクト、データベースアドミニストレーター
備考
アジャイルで進めて、契約期間の終了間際(納期間際ではない)に要望が出てきたらどうするんだろう、体力で押し切るのかなと思っていたら、IPAに納得のいく答えがありました。
開発対象全体の要件や仕様を確定してから開発を行うウォーターフォール開発とは異なり、アジャイル開発は、そのプロセスの中で、機能の追加・変更や優先順位の変更、先行リリース部分の改善などに柔軟に対応することができる手法です。
そのため、本版は、あらかじめ特定した成果物の完成に対して対価を支払う請負契約ではなく、ベンダ企業が専門家として業務を遂行すること自体に対価を支払う準委任契約を前提としています。
IPAの「アジャイル開発の進め方」も読むといいかもしれません。
https://www.ipa.go.jp/files/000081487.pptx